コリン・ハーディ『死霊館のシスター』(The Nun、2018)

ルーマニアの女子修道院でシスターが自殺する事件が起こり、ヴァチカンから神父と見習い修道女が派遣される。『死霊館 エンフィールド事件』の悪魔ヴァラクのルーツという設定。人間の肉体を乗り物にして、悪魔もどこの土地にでも行けるらしい。

アナベル 死霊人形の誕生』に映ったルーマニア修道院で撮ったという写真は、本作の伏線と判明。それにしても、修道女の亡骸がゾンビ化して襲いかかってくるという妙な映画だった。

しかしなぜルーマニアなのか、『キャット・ピープル』のヒロインもセルビア出身の設定だったし、米国映画におけるバルカン諸国は、中華圏における雲南・東南アジアのように邪悪な呪いの発源地というイメージなのか?

 

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