https://www.netflix.com/jo-en/title/81260653
マレーシア・インドネシア合作のコメディ映画シリーズ第二作。Netflixでは英語字幕で配信。2016年の前作は『うちのおバカ社長』の題で2017年の大阪アジアン映画祭で上映されている。
おバカ社長の経営するKLの家具工場では、最悪の待遇に耐えかねた社員が一斉に辞めてしまう。折よくベトナムの会議に参加することになっていた社長は、職員3名を引き連れて、工場スタッフのリクルートに向かう。その間、インド系と中華系の取り立て屋が事務所で鉢合わせ、世紀の「果たし合い」が始まる……
マレー語とインドネシア語（英語CC字幕にはそれぞれ言語が表示される）、ジャワ語、ヒンディー語、ベトナム語とややこしい。マレー語とインドネシア語が同時に飛び交うシーンでは、両者の齟齬がネタになっているのかもしれない。
地元の作業員が逃げ出すでたらめな工場に、ベトナムからスタッフを連れて来ようとは虫がよすぎる！ と思ったが、予想通りそれは失敗に終わる。紆余曲折の末に命からがら帰国した後で、インドからの出稼ぎ労働者のエピソードが入るが、そこにギャグを入れるのか？ と唖然。
カラフルな美術と衣装がかわいい。俳優はマレーシアとインドネシアからそれぞれ参加、マレーシア側はお馴染み周堅華と、『インターチェンジ』や『アシスタント』の Iedil Dzuhrie Alaudin がコメディという意外なキャスティング。
