公仔

 広東語の“公仔”とは縫いぐるみや人形を指すものだと思っていたけれど、ウー・ミンジンの『The Elephant and The Sea』(感想)で「英語がわからなくても大丈夫、“公仔”もあるから」、と教会のパンフレットを手渡す場面があり、絵や写真も指すのだとはじめて気づいた。『性工作者2 我不賣身、我賣子宮』(感想)を観ていたらやはり同様の用法が出てきたので、忘れないうちにメモ。
 そういえば連環画は香港では“公仔書”だと聞いたことがある。子供向きの本だから“公仔書”と呼ぶのだと思い込んでいたが、日本語の「絵本」同様に“公仔”(絵)が主体の本ということだったのか。