チャック・ラッセル『エルム街の悪夢3 惨劇の館』(A Nightmare on Elm Street 3: Dream Warriors、1987)

シリーズの順番を完全に無視して観ている。親の因果が子に報いて悪夢を見せる物語だが、親は「自分の気を引きたいから騒いでいるだけ」と見放し、医師には「自分の弱さが悪夢を見せる」と責められるという地獄。

最後に一度だけ父を信頼しようとしたところで殺害されるというまったくもって救いのない展開だった。父が家族を守ろうとしないので娘が頑張らざるを得なくなり、家族ではなく同じ悪夢に苦しむ患者同士が手を結ぶことで活路を見出す。

よい夢を運んで来てくれるという「マレーシアの夢人形」なるものが登場し、聞いたことはないがぜひ買って枕元に置きたいと思って検索したところ、マレーシア人たちが「そんなものはない」と言っているサイトが見つかっただけだった。 

https://forum.lowyat.net/topic/4957134/all

なお、『バットマン フォーエヴァー』にもMalaysian Dream Warden なるものが登場する由。

zacco-q.hatenablog.com