撮影の仕事を請け負った男が山中の別荘に赴き、癌で余命宣告を受けたという依頼人を撮影する。生まれて来る子供に遺すために一日を記録してほしいというのだが、ハイテンションで妙な言動が続き……
マーク・デュプラス演じる依頼人が題名どおりとにかく気持ち悪い。狼のマスクをかぶって歌い踊ったり、やたらと「わっ！」と驚かせたがったり、いい大人が満面の笑みでやるのをアップで延々と映すモキュメンタリー。
別荘がセコイア（たぶん）の林にあり、海外映画を見る楽しみの一つ、よその土地の風景を眺めることができたのはよかった。また、遊具の雲梯は英語で monkey bars ということを知り一つ賢くなった。
