2023-05-12から1日間の記事一覧

ジョン・クラシンスキー『クワイエット・プレイス』(A Quiet Place、2018)

視覚は持たないが鋭敏な聴覚で動くものを襲う怪物に占領された世界。人工内耳を装用する少女とその家族は、手話をはじめ音声言語を介さないコミュニケーションでサバイバルする。『TITANE チタン』に続いて人工補綴物が描かれる映画を観た。 人工内耳のプロ…

ジョナサン・リーベスマン『黒の怨』(Darkness Falls、2003)

抜けた乳歯を金貨に換えてくれるトゥース・フェアリーの怪談。とはいっても魔女狩りものと同じパターンで、はるか昔に死んだ無実の女性の怨念が子供たちを脅かす。 アメリカ映画では小さい子も一人で暗い部屋に寝なければいけなくてかわいそう……とかねて思っ…