クリストファー・ランドン『ハッピー・デス・デイ』(Happy Death Day、2017)

『ザ・スイッチ』のクリストファー・ランドン監督作品。女子学生が誕生日に殺されては目覚めるループもの。殺人犯を突き止めようと自分に恨みを持つ人物をリストアップしてみるが、心当たりがありすぎて絞れない。

父からの電話を無視する上、誕生日を人に知られるのも嫌がっている様子。何度もループを繰り返すうちに、少しずつ誕生日にまつわるトラウマが明らかになる。

それにしても、米国でキャンパス内の性暴力が問題になる背景にちょっと想像がつく気がした。学内の寮でパーティーをすれば、同じ建物に個室があるのだから、酔わせて連れ込むのも容易なわけだし、同意がなかったことが証明できないケースも多いだろう。