2024-07-01から1ヶ月間の記事一覧

Rako Prijanto『Monster』(2023)

" data-en-clipboard="true"> インドネシア・ホラーを量産しているRako Prijanto監督(『Bayi Ajaib』、『Para Betina Pengikut Iblis』)のサスペンスがNetflixで公開されていた。2024年7月現在日本語字幕はないが、台詞はないので字幕はなくても差し支えな…

レヴァン・ガブリアーゼ『アンフレンデッド』(Unfriended、2014)

ブラムハウスのホラー映画。スカイプのビデオ通話を中心に、主人公のノートパソコン画面のみで構成されるので、コロナ以降の作品かと思ったらもう10年も前の公開だった。 主人公のブレアという少女が、ローラ・バーンズという高校生の自殺のニュースを閲覧し…

サーシャ・ショーベリ『魔法の鏡を求めて』(Mirror, Mirror on the Wall、2020)

" data-en-clipboard="true"> 整形手術の様子をライブ配信する中国のパフォーマンスアーティスト、韓嘯。各地で美容整形クリニックを経営するほか、山東省済南には自分の作品を収蔵する美術館も開いている。アジアンドキュメンタリーズで配信。 " data-en-cl…

デヴィッド・フィンチャー『セブン』(Se7en、1995)

一週間後に定年を控えたサマセット刑事(モーガン・フリーマン)のところに異動してきたミルズ(ブラッド・ピット)。四六時中パトカーのサイレンが鳴り響く街で、ミルズは着任と同時に連続殺人事件に直面することになる。 カトリックの七つの大罪を示す単語…

ミキ・デザキ『主戦場』(Shusenjo: The Main Battleground of the Comfort Women Issue、2019)

「慰安婦」問題をめぐる歴史修正主義者のいわゆる「歴史戦」のドキュメンタリー。米国が「主戦場」としてフォーカスされる。 性暴力被害者に対する二次加害が続くので、かなり前半は見るのがつらい。ウルトラ保守の政治家や言論人の顔がアップで出るのも目を…

ホー・ツーニェン『エージェントのA』

シンガポールのアーティスト、ホー・ツーニェン(Ho Tzu Nyen、1976生)の東京都現代美術館(MOT)での個展。映像インスタレーションで、時間帯によって異なる作品が上映されるため、なかなか一度で全容を捉えるのは難しい。会期中に二度足を運び、述べ7時間…

ツェリン・ヤンキー『花と夢』(星泉訳、春秋社、2024)

チベットの女性作家、ツェリン・ヤンキー(1963年生まれ)によるラサを舞台にした長編小説。原書はチベット語で書かれている。 花と夢 アジア文芸ライブラリー 作者:ツェリン ヤンキー 春秋社 Amazon 春秋社の「アジア文芸ライブラリー」シリーズの第一作と…